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川渡訪問セッション報告(8月11日)

日時:8月11日(木)12:00~13:30
場所:川渡・東北大学農学研究科フィールドセンター
参加者:木村、高倉、他3名

 今日は2回目の川渡セッションであった。農学研究科の川渡フィールドセンター具体的には農場の技術職員の方々および関係する分野の教員からの聞き取りを中心に行った。前回の川渡セッションは院生の方が多かったが、今回はそれとは異なる被災体験だった。農場では黒毛和牛や日本短角種など200頭近くが飼われている。技術職員の方々が震災後、休まずに対応しなければならなかったのは、これら牛の世話である。牛達もまた震災で大きな影響をうけたようだ。敏感な乳牛の中には一時動かなくなってしまった個体もいたし、また少々あばれたものもいたという。いずれにしても動物の世話に休みはない。自宅や家族の被災の対応におわれながらも待ったなしの対応だった。飼われている牛は例えば肉牛であれば予定されている出荷の時期に合わせて特定の肉質が形成されるように肥育されている。文字通り最高の品質になるように育て上げてくるわけで、震災による流通システムの断絶は大きな影響を与えたのだった。東北大で働く同僚の仕事があらためて幅広いものであることを実感する共に、畜産業への地震の影響がどのようなものなのかその一端をしることができたセッションだった。
(文責:高倉)

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とうしんろく

Author:とうしんろく
2011 年3 月11 日の東北地方太平洋沖地震は宮城県を含む東北地方太平洋沿岸を中心に広範な地域で未曾有の被害をもたらし、その影響は現在も続いています。私たちは東北大の人々がどのような形で被災し、そして現在までの過程を経てきたのか、それぞれの個人的で主観的な体験と記憶を相互に共有するとともに、それらを記録していく必要があると思い、このプロジェクトを立ち上げました。震災で何が起き、どのようにその後を生き延びてきたのか、どのような活動をしてきたのか、自ら語り、自ら聞き、自ら記録して共有する機会を設けることが、自分たちのために、そして社会のために重要であり、必要であると考えるからです。

経験を共有することは私たち自身にとってある種の救いになるかもしれません。少なくとも社会の共感性を高めていくことに連なっていくと思います。なによりも 3.11 大震災を忘れないために、そして我々自身が希望を見つけていくために、自らがどのように生き延びてきたのか、その経験を共有し記録する<東北大学震災体験記録プロジェクト>(略称:とうしんろく)にご参加ください。
【連絡先】
高倉浩樹、木村敏明
E-Mail:
toushinroku●gmail.com
(●→@)

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