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面談セッション報告(7月29日、その1)

日時:7月29日(金)10:00~11:30
場所:文学部棟1階学生談話室
参加者:李、木村、高倉、他2名

 今回のセッションは大学に関係する印刷業関係の2人との面接セッションを行いました。お話を聞いた一人のかたは、顧客の事務所がある県北にいたといいます。震災後、4号線で仙台にもどろうとするも道路の混雑で遅々とすすまず、最終的には会社によらず自宅にもどることになりました。工場は大きな被害をうけ、印刷機械が一時期使えなくなりましたが、幸い彼の担当する大学関係の年度内の仕事はすべて納品済みでした。仙台が納品先の場合、震災で納期が遅くなるのは理解されましたが、関東の顧客の場合そういうわけにはいかず、関係する同業者に頼んで印刷するということが行われたようです。
 もう一人の方の経験はドラスティックでした。会社で被災したあと海岸部にある自宅にもどる途中で津波に遭遇したのです。ガソリンスタンドの屋根の上に上って九死に一生を得たそうです。この方の場合、年度内の仕事がある部局との間でしたが、原稿の集まり具合などもあり、最終的な納期は5月にずれ込んだといいます。大学の教育研究活動は、さまざまな組織が同時並行的にこうした業者さんと関わることで営まれていることを改めて実感いたしました。
(文責:高倉)

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とうしんろく

Author:とうしんろく
2011 年3 月11 日の東北地方太平洋沖地震は宮城県を含む東北地方太平洋沿岸を中心に広範な地域で未曾有の被害をもたらし、その影響は現在も続いています。私たちは東北大の人々がどのような形で被災し、そして現在までの過程を経てきたのか、それぞれの個人的で主観的な体験と記憶を相互に共有するとともに、それらを記録していく必要があると思い、このプロジェクトを立ち上げました。震災で何が起き、どのようにその後を生き延びてきたのか、どのような活動をしてきたのか、自ら語り、自ら聞き、自ら記録して共有する機会を設けることが、自分たちのために、そして社会のために重要であり、必要であると考えるからです。

経験を共有することは私たち自身にとってある種の救いになるかもしれません。少なくとも社会の共感性を高めていくことに連なっていくと思います。なによりも 3.11 大震災を忘れないために、そして我々自身が希望を見つけていくために、自らがどのように生き延びてきたのか、その経験を共有し記録する<東北大学震災体験記録プロジェクト>(略称:とうしんろく)にご参加ください。
【連絡先】
高倉浩樹、木村敏明
E-Mail:
toushinroku●gmail.com
(●→@)

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